歩けるまでに痛みが落ち着いたら、すぐにご来院ください。マッサージを行い筋肉の緊張を取ります。
また、はり治療で患部の炎症を抑え、関節の可動域と筋肉の柔軟性を高める為にストレッチ、運動療法を行っていきます。
今現在、腰に痛みや違和感のある方はぎっくり腰の予備軍といえます。早めに相談してください。
突然の激しい腰の痛みに襲われ、激痛のため歩けない等の症状が出ます。
寒いところで仕事をした時に腰が痛んだり、重く張っただるいような痛みが続いたり慢性化する場合もあります。
ぎっくり腰は重労働の人は意外と少なく、デスクワークや車の運転が多い方がよく繰り返しなる傾向があります。
ぎっくり腰と呼ばれるものは、急激に起きる腰痛の総称で、腰の周りの組織に炎症が生じ、腰に強い痛みと運動制限が起こります。
不用意に体をひねったり重いものを中腰で持ち上げた時などに、筋肉・神経・関節へ急激な負荷がかかり、損傷を起こすものと考えられています。
長時間同じ姿勢、無理な体勢をした時や、女性では月経時に骨盤や背骨の靱帯が緩んで起こる事もあります。運動不足、肥満、全身疲労時にも起こりやすくなります。
ぎっくり腰になったらまず、なるべく身体を横にして腰に負担がかからないようにします。そして20分、痛みのある部分を冷却し、患部の炎症を抑えましょう。(『冷却後約40分はずし、再び冷却』を2〜3回繰り返します)
ぎっくり腰は繰り返しやすく、年に何度も痛める人は腰に負担をかける生活習慣を改善しましょう。長時間イスに座りっ放しは、いちばん腰によくありません。背もたれにクッションを当てる、長時間同じ姿勢を取らない、中腰で重い物を持たない、急な動作をしない、なども守りましょう。そして負担のかかっている腰の筋肉をストレッチ、マッサージし、柔軟性を保つ事が大事です。腹筋を鍛えると腰への負担が軽減し、ぎっくり腰を予防出来ます。