日本古来の武術である柔術には「殺法」と「活法」が存在します。ケガを治療する術として扱われてきた活法が発展し、現在の柔道整復術の原点となっています。骨折や脱臼を整復し早期回復へと導く「手当て」は、自然治癒力を高める術として伝統療法として継承されています。
関節や筋肉を痛めた「アッ、やってしまった」という瞬間はみなさん経験があるのではないでしょうか。整骨院(接骨院)では、捻挫・挫傷(肉離れ)・打撲・骨折・脱臼など日上生活やスポーツでの急性的なケガに対して、手技療法、電気療法、温熱療法や固定法などの治療や応急処置を施します。将来的に様々な不調の原因とならないようにしっかりとケアすることをおすすめします。
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スポーツでのケガ
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ぎっくり腰などの急性腰痛
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転倒による打撲
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子どもを抱き上げて肩を痛めた
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膝をねじって痛めた
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寝違いなどの首の痛み
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子どもの肘が抜けた
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肩が外れた
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交通事故でのケガ、むち打ち
療法では筋肉を緩めて、筋膜や関節の動きをスムーズにする働きや疼痛抑制などの作用があります。また体表に与える様々な刺激は生理学的な体の反射を引き起こし、血管が拡張することで血液循環が良くなります。このように生体を刺激し活性化させることによって、機能回復を早める効果が期待できます。
道具や機械、薬を使わずに施術者の手のみで行うオールハンドの施術です。硬くなった筋肉や関節の可動性を向上させたり、患部の炎症をできるだけ早くに取り除くように、患者さんの状態に合わせて刺激を変えて多彩な手技を行います。
関節や筋肉の動きを制限して幹部の固定を目的としたテーピング、反対にサポートして動きやすくするテーピング、また皮膚の感覚受容器を刺激して皮下組織の循環を促進する次世代型テープなど目的に応じて使い分けます。
「医療機関が休みだから」と日曜日にお問い合わせをいただきます。「転倒して手をついたら肩がはずれた」、「子供の腕をひっぱったら肘が抜けた」など、脱臼や骨折の応急処置はご連絡ください。処置後は適切な医療機関を紹介します。
スポーツによるケガはもちろん、ぎっくり腰や寝違えなど不意な動きに伴う痛みはお任せください!適切な初期対応が早期回復に必要なポイントです。また、小さな子供の手を引っ張った拍子に肘が抜けてしまう(肘内障)も治療の対象です。子供が急に泣き出し腕を上げなくなくなった場合は、時間外でもできる限り対応いたしますのですぐにご連絡下さい。