骨折というと骨が真っ二つに折れる事を想像される方が多いかと思いますが、急なくしゃみやドスンと座っただけでも背骨(脊椎)に圧力がかかり骨折してしまったり、なかなか腰痛が治らないなと思っていたら骨折していたということもあります。高齢者の方やホルモンの影響で骨密度の低下、骨の強度が弱くなること(骨粗しょう症)、女性に多くみられ圧迫骨折といいます。圧迫骨折の新規発生患者数は年間30~100万といわれております。(独立行政法人労働者健康福祉機構 労災疾病等13分野研究サイト抜粋)
圧迫骨折は1番腰部に多くみられ、強い腰部の痛み、寝返り、起き上がり動作で症状がみられたりします。圧迫骨折がひどい場合は下肢の痛み、痺れ、寝たきりになってしまうこともあります。
予防法としては、骨粗しょう症を防ぐため骨に大切なカルシウムを十分とること。
バランスの良い食事をとること。骨を丈夫にする為日光にあたる事。適度な運動をすること。圧迫骨折と診断された場合、腰部を硬性コルセットで固定し日常生活を安静にして過ごすなど医療機関の指示に従って下さい。
さくらリバースでは、圧迫骨折の安静期が終わっても治らない腰部痛に対して効果的な鍼灸(はり・きゅう)、長時間のベッド生活により筋力低下に対するリハビリをおこなっております。元の生活動作レベルまで回復している方が多くいらっしゃいます。
くしゃみで骨折⁉
2022年10月02日